武蔵関駅から降りてすぐの武蔵関駅前商店街にお昼時だけ現れる油そば専門店がハガ麺。夜はSHIPPOという立ち呑みクラフトビール専門店になっておりいつも満員のお客さんがいる。その立ち呑みスペースで昼の時間帯に油そばを食べられるというのがコンセプトらしい。お店はやや狭く、6席程のカウンターである。元々ラーメン屋ではないのでガスコンロに大きな鍋を乗せて麺を茹でるというスタイル。バーのようなカウンターなので作っているとこが丸見えである。
メニューは油そばと台湾まぜそばの2つのみ。とてもシンプル。一つずつ頼み頂いた。
見た目はとても美しい油そばである。具材もキクラゲ等が乗っており楽しい。肝心のお味は、とってもガツンとくる濃厚油そば。いや、脂そばと書いてもよいだろう。私のような二郎好きかつアブラマシマシ勢にはたまらない脂っこさである。油そばなのにアブラマシマシのような濃さである。ニンニクや胡椒を入れて味変をすると尚更美味しい。
こちらは台湾まぜそばである。ベースは油そばだが、台湾まぜそばはにあるピリ辛そぼろが乗っている。こちらもかき混ぜで頂いたところ、先程の濃ゆーい味にピリ辛ひき肉と卵黄が混ざって極めて濃厚な味に仕上がっている。最後の方は少し重くなるのだが味が濃いのでライスが欲しくなるという矛盾も生まれるのだ。ただ、これもガッツリ好きにはたまらないだろう。
武蔵関で異彩を放つハガ麺は二郎系などのガッツリ系が好きな人には一度訪問する価値ありの油そば屋である。この濃ゆい一杯の破壊力を味わって欲しい。
